色の持つ意味を考える。
みなさんが好きな色は何色ですか?
色はそれぞれ意味を持っています。
そして、その時々で気になった色はあなたの心理状態を表しているかもしれません。
色彩心理学(色の効果と心身への影響)
色にはそれぞれ特徴があり、私たちの心理や行動に大きな影響を与えています。
私はなぜこの色が好きなのか?
このデザインにはなぜこの色が使われているのか?
色の意味を通して、人の心理やデザインの意図を知ることができます。引用:http://www.i-iro.com/psychology
赤-RED-
情熱的や愛情と言われる事の多い赤色ですが、
本来の意味はどんなものなのでしょう。
*強いエネルギーをもたらす色
赤色は「活力・情熱・興奮」といった強いエネルギーをイメージする色で、積極的なリーダータイプの人に好まれる色です。
また、やる気になっている時・元気がほしい時・自信を取り戻したい時・自分をアピールしたい時など、エネルギーが満ち溢れているか補給したい時に赤が好きになる人が多いです。
一方で、赤には「怒り・攻撃的」といったネガティブなイメージもあります。怒りや攻撃性も強いエネルギーのひとつ。活力や情熱と同じ強いエネルギーが、ネガティブな表れ方をしたものです
*自己主張の激しい、目立つ色
赤はとても自己主張が激しく、小さくても目立つ色です。そのため、信号機やパトランプ、消火器など、危険を表すサインとして利用されています。
*あたたかさを感じる色
赤は暖色の代表的な色で、あたたかみを感じる色です。赤に囲まれた部屋では体感温度が2~3℃上がるという実験結果も報告されています。これは赤の光が「交感神経」を刺激し、脈拍と体温が上がり血流がよくなるためと考えられています。
クリスマスやお正月にも赤は多く使われる色ですね!
寒い冬には赤を身につけてみるのも良いかもしれません♪
オレンジ-ORANGE-
続いてはオレンジ。
赤と同じく暖色とされるオレンジ色にはどのような意味があるのでしょう?
*陽気であたたかい、人間関係を促す色
橙(オレンジ)は赤と黄色が混ざった色で、太陽や炎のような陽気であたたかい高揚感を表す色です。橙が好きな人は、陽気で人付き合いがよく社交的なタイプが多いです。さびしがり屋やお人好しが多いのも特徴です。
*楽しい雰囲気を作り、食欲を促す
橙色には胃腸を刺激し食欲を促す効果があるので、食欲がない日が続くなら食卓に橙を取り入れるといいでしょう。キッチンや食卓に橙の色があると、料理も食事も楽しくなります。
*不安や抑圧から解放する
橙のやさしくてあたたかい光は、恐怖やプレッシャーによる心の不安や抑圧を取り除く効果があります。心が乱れている時や不安で押しつぶされそうな時は、橙の光を見れば、心身のバランスを整えることができるでしょう。
引用:http://www.i-iro.com/psychology
試験前やプレゼン前等プレッシャーや不安を感じるときは
目に見える場所にオレンジの物を取り入れるとそれらを和らげてくれるかもしれません!
黄-YELLOW-
老若男女問わず好まれる黄色。
春から夏の暖かい時期によく目にする色ですね。
*太陽のような希望の光
黄色は太陽の光にもっとも近い色で、古代のエジプトやマヤ文明では太陽を表す色として崇拝されてきました。黄色は明るい太陽のように人々に希望と喜びを与え、楽しい感情を生み出す色です。
心理学的には、強い希望を抱いているときに鮮やかな黄色が気になる傾向があります。また希望をかなえるために乗り越えなけらばならないハードルがあるとき、黄色+青や黒という高コントラストな配色を好む傾向があります。
*知性を刺激する色
黄色は左脳を刺激し知性を高める色です。理解力、記憶力、判断力が高まり、心の不安を解消します。人前で話すのが苦手な人でも、黄色を使うと頭の回転が速くなり会話をスムーズに運ぶことができるようになります。
*子ども・甘え・自己アピールのイメージ
黄色はとても目立つ色で、危険を表すサインとして使われています。自然界ならトラやハチの縞模様、人工物なら踏切や工事・立ち入り禁止の看板のように黄色+黒は危険を表しているものが多いです。
また、自己アピールの強い人は黄色を好む傾向があります。自分の方を向いてほしい=甘えの気持ちが強いときに黄色が気になります。黄色は赤と並んで子どもが最も好む色です。子どもがもっている「甘え・無邪気さ・自己中心的」といったイメージともぴったり合いますね。
引用:http://www.i-iro.com/psychology
知性を刺激してくれる色だと言う事はあまり知られていないような気がします。
黄色は自分自身の知性を伸ばしてくれる可能性があるなんて素晴らしい効果ですね♪
緑-GREEN-
インテリアでも重要視されているグリーン。
こんな意味ももっているんですよ♪
*バランスと安らぎの色
緑は暖色でも寒色でもない「中間色」でもっとも刺激の少ない色です。物理的にも人が見える色(可視光)の真ん中あたりに位置し、心身のバランスを整えリラックスさせる効果があります。
また刺激の少ない緑は、見る人に安心感を与え、落着きと安らぎをもたらす効果があります。
*癒しと成長のイメージ
緑は自然や平和をイメージさせ、自然がもつ癒しの効果をもたらします。またスクスク伸びる草木のように、健康と成長をイメージさせる色です。
*緑のネガティブな側面
緑は刺激の少ない色で、積極的で活発な人には好まれない傾向があります。「保守的・受動的・マイペース」といった補色の赤とは正反対のイメージももつ色です。
引用:http://www.i-iro.com/psychology
リラックス効果が高い事はご存知の方が多いと思いますが、
積極的で活発な人は好まないという点には少し驚きました!
青-BLUE-
みんな大好きブルー♪
海や空。地球上の大部分を占める青色にはどんな意味があるのでしょうか?
*鎮静と抑制の色
青は心身の興奮を鎮め、感情を抑える色です。青の効果を取り入れれば、心身が落ち着き、感情にとらわれず冷静に物事を判断できるようになります。
これは青の光が「副交感神経」を刺激し、脈拍や体温が下がり、呼吸もゆっくりと深くなるためと考えられます。
*集中力をサポート
青は心身を落ち着かせ、長時間の集中力を助けるので、単純作業や頭脳労働の場所で使うと効果的です。集中力を乱さず、冷静な判断力で、飽きずに的確な仕事をすすめることができるようになるでしょう。
*爽やかで信頼できるイメージ
青には「クール・爽やか・信頼感」といったイメージがあるので、企業のWebデザインでよく使われます。白との相性がよく、水や青空のようなクリアな透明感を表すことができます。
また、誠実さを感じさせる色なので、人とのコミュニケーション、特に1対1のコミュニケーションをスムーズにする効果があります。
引用:http://www.i-iro.com/psychology
紫-PURPLE-
ラベンダーや藤の花など植物にも多く見られる紫。
本来はこんな意味をもっているのです!
*赤+青のバランスと癒し
紫色は「活発な赤」と「抑制の青」という正反対な2色が混ざった色です。赤と青のように、ぶつかり合う2つの心が葛藤状態にあるとき、両方の性質を持つ紫色が心のバランスを整えてくれます。
紫はよく欲求不満の色とか病的な色と言われます。しかし本当は心身のバランスを整える癒しの色です。心身が疲れてしまったときに紫の癒しを欲しているのです。
*高貴な癒しの色
紫はスピリチュアリティを象徴し、セラピストやヒーラーが好む色でもあります。遠い昔から宗教色として尊ばれてきた色で、自分の潜在能力に気づかせてくれる光でもあります。紫は深い瞑想に導き、潜在能力を引き出す色なので、精神を集中したいときには紫の光を取り入れるといいでしょう。
引用:http://www.i-iro.com/psychology
心身のバランスを整えてくれるなんて
とても優秀な色ですね♪
リラックス効果をUPさせたい場所に取り入れると良いかもしれません。
ピンク-PINK-
女子からの絶大なる指示を集めるピンク。
私も大好きな色です!
空間や気分をパッと明るくしてくれるピンクにはどんな意味があるのでしょう?
*恋愛・しあわせ・思いやり
ピンクは、恋愛・しあわせ・思いやりなどのやさしいイメージをもつ色です。恋に夢中の時や、幸せで充実している時、また愛や幸せを欲している時などにピンクが気になります。
また、ピンクは心と体を若返らせる効果があり、心を満たし人を思いやるあたたかさを与えてくれる色です。
*甘さを刺激するのでダイエットに注意!
ピンクは味覚的な甘さを刺激する色なので、ダイエットのときには注意しましょう。甘いものがとてもおいしく感じます。
引用:http://www.i-iro.com/psychology
心身を若返らせてくれる効果の反面、甘いものをより美味しく感じてしまう色という事なので、
ダイエット中の方はピンク色のスイーツには注意が必要ですね!!!
いかがだったでしょう?
色にも様々な意味や効果があるので
その事を踏まえ、インテリアカラーを決めてみるのも良いかもしれません。
トラックスでは様々なカラーをオシャレに取り入れたデザインも
得意としています。希望のカラー等お気軽にご相談下さいね♪
大野